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秋の東部カナダ   
輝く紅葉の、その奥へ

秋の東部カナダ。9月下旬から10月上旬にかけて、カナダ国旗にも描かれている、メープルが真っ赤に色づきます。   
ナイアガラからケベックシティまで、セント・ローレンス川沿いの800kmにおよぶメープル街道を中心に、各地でダイナミックな紅葉と出会えます。   
歴史的な史跡が多く集まるメープル街道は、別名「ヘリテージ街道」とも呼ばれており、様々な歴史や文化に触れる楽しみも。   
さらに、アトランティック・カナダをはじめとしたその他のエリアでも、   
各地でユニークな食体験を味わい、地元の人々に歓迎される喜びを感じられることでしょう。

秋の東部カナダで一生忘れられない思い出を。輝く紅葉の、その奥へ―。

FALL COLORS PLACES   
IN EASTERN CANADA

東部カナダのおすすめ紅葉スポット

ナイアガラ・
フォールズ

キングストン

オタワ

アルゴンキン
州立公園

アガワ渓谷

モントリオール

ケベックシティv

ローレンシャン高原

イースタン
タウンシップス

シャルルボワ

ノバ・スコシア州/
ニュー・ブランズ
ウィック州

プリンス・
エドワード島

MOVIE

カナダの、その奥へー。

FALL COLORS PLACES    
IN EASTERN CANADA

© Destination Ontario
01

ナイアガラ・フォールズ

カナダ有数のワイナリー巡り

世界三大瀑布のナイアガラの滝の轟音を体感したら、サイクリングでワイナリーを巡り、ナイアガラの「その奥」にある魅力を。ナイアガラの滝周辺は、ブドウ栽培に適した土壌と気候に恵まれたカナダきってのワイン産地。ナイアガラ・オン・ザ・レイクの近くの高さ約200mの断層は、緩やかな斜面に広がるブドウ畑にオンタリオ湖からの温暖な空気を送り込んで循環させます。ワイナリーの生産者と語りながらテイスティングを楽しみましょう。

© Destination Ontario
02

キングストン/サウザンド・アイランズ

1000の島々を巡る優雅な時間

カナダとアメリカの国境を流れるセントローレンス川。カナダ側、古都キングストンはライムストーンを使った建物が多く街並みが特徴です。近くには、1800を超える大小様々な島々が集まる「サウザンドアイランズ(Thousand Islands)」があります。その多くの島々に豪華別荘やコテージが建っており、大富豪が愛する妻の為に建てたボルト城など見どころ満載。島を巡るボートクルーズやヘリコプターツアーで、他にはない秋の絶景を望むことができます。

© Ottawa Tourism
03

オタワ

行政都市で秋を感じる

カナダの首都オタワは、連邦政府の行政機関が集中する行政都市。国会議事堂や世界遺産のリドー運河といったランドマークのほか、国の所蔵物を集めた博物館や美術館がたくさんがあり、文化や芸術に浸ることができます。また、秋は澄んだ爽やかな空気の中、街歩きをしたり、リドー運河沿いをサイクリングしたり、気軽なアクティビティも楽しめます。

© Destination Ontario
04

アルゴンキン州立公園

芸術家を魅了した森の中の湖へ

マスコーカ地方にある1893年にオンタリオ州政府が初めて制定した州立公園。約7700平方kmの森が広がり、1500を超える湖が点在。それらを無数の水路が結び、総距離は2000km以上。世界中のカヌーイストの憧れの場所として知られています。伝説の芸術家集団、グループ・オブ・セブンを魅了したカナダの大自然のひとつとして、多くの作品で描かれています。

05

アガワ渓谷

色彩に満ちた、鉄道トレッキング

春は爽やかな新緑、秋は燃えるような紅葉の中を走り抜けるアガワ渓谷。その景色の美しさが評判となり、もともと物資や労働者を運ぶことを目的としていた鉄道に加えて、今ではスー・セント・マリーとアガワ渓谷を1日で往復するツアー列車が運行されています。自動車では進入できない、大自然エリアを、片道4時間の鉄道の旅で駆け抜けます。

© Cécile Benoit
06

モントリオール

最先端の芸術に触れる

ローレンシャン高原をはじめとした、紅葉スポットの拠点として便利なモントリオール。歴史と最先端が同居するカナダ第二の都市は「北米のパリ」と称されます。ここは北米初のユネスコ・デザイン都市でもあり、音楽や映像、アートまで、世界中のアーティストが集まる芸術の街として知られています。インスピレーション豊かな食文化も魅力的。紅葉に彩られた街で、感性をくすぐる散策を。

© Destination Québec cité
07

ケベックシティ

世界遺産の旧市街を歩く

セント・ローレンス川に面する北米唯一の城郭都市。その歴史は、1608年にフランスの探検家サミュエル・ド・シャンプランが毛皮交易のために砦を築いたことから始まります。石畳の上を歩きながら、時の試練に耐えてきた名所・旧跡を巡りながら、ケベック人のモットーである「Joie de vivre(生きる歓び)」を味わいましょう。街の郊外にある先住民ヒューロン族の居留地「ワンダケ(Wandake)」まで足を延ばせば、さらに深い歴史に触れられることでしょう。

© parc national du Mont-Tremblant
08

ローレンシャン高原

モン・トランブラン

ローレンシャン高原に位置する人気リゾート「モン・トランブラン」は、東部カナダ最大のスキー場ですが、秋には一面が紅葉に染まるメープル街道のハイライトのひとつです。標高875mのモン・トランブラン山の麓、トランブラン湖畔の小さなエリアにホテルやショップが集まっています。優雅なハイキングやカヌーからアクティブなサイクリングやロッククライミングなど、思う存分、秋のアドベンチャー体験を満喫できます。

09

イースタン・タウンシップス

英仏の文化が融合したリゾート地

ケベック州南部、モントリオールの東に広がるのどかな丘陵地帯。地元では高級リゾート地として知られています。18世紀、アメリカ独立戦争の際に英国王室に忠誠を誓ったロイヤリストが移住した歴史があり、フランス文化と英国の文化が融合した、独特の雰囲気を醸し出しています。オーベルジュに滞在しながら、紅葉を散策し、神聖なサンブノワデュラック修道院を訪れたら、修道士手作りのチーズ、アップルサイダーを味わいましょう。

10

シャルルボワ

笑顔が広がる田園地方

ケベックシティから車で2時間、セント・ローレンス川の下流に位置するシャルルボワ地方は、自然豊かな田園風景が広がるエリア。美味しいものをこよなく愛する住民たちが、地産地消にこだわった食材を作り出しています。また、生物圏保護区に指定されているシャルルボワ地方は、ホエールウオッチング、サグネ川のフィヨルド観光など、他にはない自然体験が待っています。

11

ノバ・スコシア州/ニュー・ブランズウィック州

灯台を巡る絶景ドライブ

アトランティック・カナダのノバ・スコシア州やニュー・ブランズウィック州では、州内の公園や海岸沿いで、絨毯を広げたように紅葉真っ盛りの美しい景色が堪能できます。サイクリング、ウォーキングなど、楽しみ方は多様ですが、カナダ東海岸ならではの灯台を巡るドライブはおすすめ。鮮やかな紅葉と海岸の風景の見事なコントラストを楽しめます。

12

プリンス・エドワード島

豊かさを共感する美食アイランド

シーフード、農作物、アイランドビーフ…。1年を通して、食の宝庫としての顔を持つ、プリンス・エドワード島。毎年9月の1ヶ月間は、カナダ中の有名シェフが来島し、新鮮食材を極上の一品に仕立てていく食の祭典「フォールフレーバーズ」が開催されます。地産地消のディナーコースやロブスターの浜焼き、牡蠣の殻割りコンテストなど、島中で趣向を凝らした美味しさと出会えます。

そびえ立つ山脈を映す青き湖、白い水しぶきをあげて威力を見せつける大瀑布、燃え立つように紅葉した楓の森、漆黒の夜空に揺らめく神秘のオーロラ──。   
その光景は旅人の魂を揺さぶり、生涯忘れることない心のアルバムに加えられる。だが、そうした光景のその奥に「とっておき」がある。自然に遊び、その土地に暮らす人々の文化へと深く分け入っていく者だけが味わう楽しみだ。

圧巻の自然を五感で味わう体験、季節によってまったく違う表情を見せる生き物たちとの遭遇、モザイク画のように色とりどりの文化や人と交わる感動──。   

その奥にある物語を探して。心つながる地、カナダへ。