ユーコン準州の最大の魅力といえば、先住民文化やゴールドラッシュの歴史、そして北の大地の美しい大自然です。
ユーコン野生動物保護区
カナダ北部には国内で最も興味深い野生動物が数種生息しており、ユーコン野生動物保護区でそうした野生動物を保護しています。ユーコン準州の州都であるホワイトホースからわずか25分のところに位置するこの保護区は、傷ついた野生動物たちの保護に熱心で、回復後は野生に返す活動を行っています。この保護区を訪れて、北極圏および北部の数十種類の動物たちについて学びましょう。また、3マイル(約5㎞)の「ビューイング・ループ」があり、徒歩やスキー、スノーシューイング、またはガイド付きのバスで巡ることができます。囲いやケージに入れられているのではなく、湿地帯や崖など、野生動物の独自の自然環境の中で生息するカリブーやオオヤマネコ、ヘラジカ、バイソンを観察しましょう。カメラの用意をお忘れなく。どんな動物が現れるかわかりませんよ。
マイルズ・キャニオン
マイルズ・キャニオンはかつて一攫千金を夢見て集まった人々をひるませた場所です。多くの人々がこの渓谷を越えようと試み、あるいはユーコン川の急流で補給品をたくさん積んだ船を操縦しようと試み、失敗に終わりました。鉄道の完成により金の探鉱者たちはこの危険を回避することができるようなりましたが、現在では観光地として訪れたい場所です。川の流れを緩やかにする水力発電ダムのおかげで、観光客はやや緩やかな流れの川を楽しむことができます。1922年にこの渓谷に架けられたつり橋は50フィート(約15m)の高さがあり、今も健在のため、高い場所が平気なら、このつり橋から渓谷の絶景を楽しみましょう。ホワイトホースの街から歩いて数分のところにあるマイルズ・キャニオンではハイキングやマウンテン・バイク、クロスカントリースキー・トレイルも楽しめ、様々な野生動物たちにも出会えることでしょう。
マクブライド博物館
砂金取りに挑戦したいと思ったことはありますか?ユーコン準州はかのゴールドラッシュと深く関係がある土地で、マクブライド博物館 では砂金採り用のパン皿を手に持ち、かつて存在した職業を体験することができます。もちろん、町の半ブロックもあるこの広い博物館では、砂金採り体験以外にもユーコン準州の全体の歴史に関する展示があります。先住民のビーズ飾りや道具を見学し、北部に生息する動物たちについて学び、準州都であるホワイトホースの歴史に浸りましょう。また、ロバート・W・サービスの詩で有名になったサム・マギーの実際のキャビンに入ることもできます。遺物や写真、文書なども展示されています。そしてひょっとしたら、パン皿の底に何か大きなものを発見できるかもしれません。
S.S. クロンダイク号
20世紀初期には250隻を超える川船がユーコン準州と外界とを結んでいました。その中で最大の蒸気船であったS.S.クロンダイク号は、現在はユーコン川の川岸に置かれています。1937年~1940年の現役当時の姿に修復され、この地域に住んだ初期の人々の生活を展示した人気スポットになっています。この船は270トンを超える大型船で、道路が作られる前は鉱山を行き来して補給品や銀・鉛鉱石の運搬にその生涯のほとんどを費やしました。ガイド付きツアーまたはセルフツアーで船のデッキを散策し、この船の活躍や当時の乗客の過ごし方などを学びましょう。船上でジオキャッシングも楽しめます。
エメラルド湖
エメラルド湖はポストカードに最適の場所です。決してアクティビティが活発な場所ではなく、夏場にボートの貸し出しもなければ、冬場にアイス・フィッシングもできません。そして、湖岸にはこの湖の歴史を語るような美術館もありません。何も無いにも関わらず、ユーコン準州の中で最も写真に収められているスポットの1つなのです。1万4千年前の氷河が作り出したエメラルド湖は深い緑の水を湛え、背景に連なる山々がまさにシャッター・チャンスを作り出しています。サウス・クロンダイク・ハイウェイをドライブするなら、車を止めてしばらくこの美しい景色を堪能しましょう。
サイン・ポスト・フォレスト
ユーコン準州にあるワトソン湖では世界と出会えます。ここにはサイン・ポスト・フォレストというスポットがあり、思いつく限りのあらゆる国々から訪れた観光客が持ち込んだ標識が立ち並んでいます。この場所は1942年、アラスカ・ハイウェイ沿いの標識を修理していた米兵が、イリノイ州にある自分の故郷の方向とそこまでの距離を記載した標識を取り付けたことに始まります。標識の数は1990年までに10に達し、現在では77,000を超え、敷地も数エーカーに広がり、他に類を見ない本物のアトラクションになっています。故郷の標識を持参して、あるいはここのビジター・インフォメーション・センターで標識を作成して、この伝統に加わりましょう。
ユーコン・ベリンジア・インタープリティブ・センター
自らの運をかけて金探鉱者たちがユーコンに押し寄せましたが、必ずしも金が見つかったわけではありませんでした。また、ここでは最終氷河期のたくさんの遺物も出土しており、 ユーコン・ベリンジア・インタープリティブ・センターではこうしたユーコンの宝を所蔵しています。ベリンジアとはシベリアからユーコンにかけての地域でかつて陸地であったエリアを指し、ケナガマンモスやジャイアント・ビーバーといった絶滅した動物たちがこの地を歩き回っていました。このセンターではこうした動物たちや先住民のアート、伝説について学ぶことができ、さらに化石や鋳造物のレプリカも展示され、絶滅した動物たちが蘇ります。遺跡発掘現場の実物大レプリカを探索し、カナダでこれまでに発見された絶滅動物の中でも最も保存状態の良い標本である、2万6千年前に存在したユーコン・ホースを見学しましょう。
ドーソン・シティ博物館
クロンダイク・ゴールドラッシュの影響で、ドーソン・シティが一夜にしてカナダ西部最大の開拓地の1つとなりました。幸運を掴みに仕事を辞め、家族を置いてきたのはどういった人々か、ゴールドラッシュの前のドーソン・シティはどのような場所だったか、そしてゴールドラッシュによってどう変わったか。そうした疑問に対する答えをドーソン・シティ博物館.で知ることができます。ユーコンの先住民からスタートして過去を旅しましょう。彼らの遊牧生活や、毛皮の交易によって初めての非先住民の開拓地がどのように誕生したかを知ることができます。そして次にゴールドラッシュ時代です。この時代の移住者たちの生活の様子やどのように一攫千金を手にしたかを感じてみましょう。金を流し込む実演を見学し、古い鉱山機関車を調べ、ほかにどのような展示があるのか見て回りましょう。
Takhini Hot Springs
There’s nothing like a nice soak in some steaming hot water to help you relax. The Takhini Hot Springs are a series of natural mineral hot pools only 18 miles from downtown Whitehorse. These pools were used for centuries by local First Nations, and became a commercial site all the way back in 1907. The water is a balmy 107 degrees Fahrenheit, meaning you can enjoy it every season of the year, no matter the outside temperature. Beyond the pools themselves, the Takhini Hot Springs sit on 200 acres of land that you can explore on foot or on cross country skis. So give your muscles a bit of a work out before relaxing them in the pools.
Tombstone Territorial Park
The Tombstone Territorial Park might sound intimidating, but this park is rich in natural wonders and First Nations culture. Rugged peaks and permafrost characterize the remote landscape, but make no mistake: there’s animal life everywhere in these 850 square miles. Whether you’re camping, there on a day hike, or just out for a picnic, prepare to see caribou, moose, sheep, bears and even wolves. Located only 177 miles from the Arctic Circle, Tombstone Territorial Park is home to the Tr’ondëk Hwëch'in, a First Nation whose history in the area traces back thousands of years. Everything from hunting blinds to stone tools and, yes, cemeteries, have been found at the over 70 protected First Nations ecological and archeological sites within the park. Keep your eyes peeled for signs of this history.