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オタワの人気スポット トップ10

Ottawa Parliament

オタワの人気スポット トップ10

立派な首都に共通して言えることがあります。それは、その国の歴史について知識を深め、探求できる地であること。でも、カナダの首都オタワは、それだけでなく、街でもアウトドアでもとことん楽しめる世界有数の街なのです。

Parliament Hill on Canada Day

「カナダ・デー」に沸くパーラメント・ヒル

パーラメント・ヒル

カナダの国会議事堂や政府庁舎があるパーラメント・ヒル外部リンクタイトルeは、政治の中心地であるだけでなく、文化やコミュニティの中心地として、素晴らしい環境の中で各種活動が繰り広げられています。例えば、パーラメント・ヒルでヨガを楽しむこともできます。夏になると、毎週水曜日の昼、レギンス姿の人々がヨガマットを手に小高い丘に続々と集まってきます。その数、数百人。そして印象的な国会議事堂の建物の前でヨガに没頭しています。また、国会議事堂をスクリーンに見立てた30分間のプロジェクションマッピング「サウンド&ライト」も開催されています。思わず見入ってしまう美しいストーリーが投影されます。一方、伝統的な活動もあります。議事堂中央にそびえる歴史あるピース・タワーからは、街を360度ぐるりと見渡せます。正面広場で衛兵交替式を見学したら、議事堂内のガイドツアーに参加しましょう。

Canadian War Museum

カナダ戦争博物館

カナダ戦争博物館

オタワ川のほとりから必ず目に入るのが、カナダ戦争博物館外部リンクタイトルe。その特徴的な建物は、ほぼ全体が平坦な形状ですが、一部が空に向かって25メートルも立ち上がったデザインになっていて、まるで人々に手を振って招いているようです。館内には、歴史を通じてカナダが関わった紛争に関する展示が並びます。戦車、軍用車、銃の膨大なコレクションが壁面を覆い、長い歴史の中で戦場に赴いた勇敢な人々が手にした装備を見学できます。また、330点以上の芸術作品を始め、パーラメント・ヒルのピース・タワーに作られた縦長の窓も含め、数々のユニークな演出も、展示をますます意義深いものとしており、今日のカナダを形作った歴史物語を今に伝えています。

The Rideau Canal

リドー運河

リドー運河

リドー運河が世界最大規模(全長7.8キロ)の天然氷スケートリンクに変身することは広く知られています。実は、ここリドー運河は、冬に限らず、一年中いつでもアウトドア・エンターテインメントが楽しめるスポットなのです。もちろん、冬季は、自然に結氷した運河でスケート靴に履き替え、オタワのダウンタウンのど真ん中で滑ることができるのは、ご存知のとおり。氷が解けて、Tシャツが似合う季節に変わったら、ボヤジャーカヌーによる運河下りや、のんびりとしたボートクルーズが楽しめます。また、運河沿いのウォーキングやランニング、サイクリングも人気があります。さらに、リドー運河は街の中心を流れているため、街を散策中でも運河沿いで一休みできます。

The National Gallery of Canada

カナダ国立美術館

カナダ国立美術館

カナダ国立美術館外部リンクタイトルeといえば、巨大なガラスの建物の前に君臨する10メートルの巨大なクモの像で大きな話題になっているようです。クモが苦手な方もご安心を。ひとたび館内に入ってしまえば、ありとあらゆるアートに囲まれた最高の空間が広がります。イヌイット(カナダ北部に住む先住民)の手による彫刻から、最先端の現代アートに至るまで、4万点近い作品を所蔵。アートにあまり詳しくないけれど好奇心は人一倍といった人でも、きっと馴染みのある作品が見つかるはず。もちろん、そんな一般の方から芸術史の専門家まで、誰もが展示作品をじっくりと楽しむことができます。

Canadian Museum of Nature

カナダ国立自然博物館

カナダ国立自然博物館

半日たっぷりと恐竜の化石探し。 海や湖に生息する多様な生物に関する知識を23時間かけてじっくり学習。あるいは、地球誕生の謎に迫ってみたり、鳥類や昆虫、クマの暮らしを覗いてみたり。そんな話題に大いに興味をひかれるタイプにぜひおすすめしたいのが、カナダ国立自然博物館外部リンクタイトルeです。この博物館は、自然界全体をさまざまな展示で表現しており、時間が経つのも忘れてしまうほど。そんな魅力を1つ挙げるとすれば、地球上最大の動物であるシロナガスクジラの全身骨格標本。館内の頭上に吊り下げられていて、その迫力たるや言葉に表せません。

Canadian Aviation and Space Museum

カナダ航空・宇宙博物館

カナダ航空・宇宙博物館

宇宙空間に行ったらどんな感覚になるのか――。誰しも一度はそんな疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。カナダ航空・宇宙博物館外部リンクタイトルeなら、そんな疑問を解き明かす糸口が見つかるはずです。国際宇宙ステーションに実際に滞在経験のある宇宙飛行士が語るステーションでの暮らしぶりや、宇宙ヘルメットを身につけてステーション内部に入る様子が手に取るようにわかります。きっと幼いころの夢を思い出す人も多いはず。同博物館は、宇宙以外に、航空分野の展示も充実しています。なんと130機もの軍用機や民間機の実物展示があるほか、本格的なフルモーションのフライトシミュレーターも体験できます。この博物館なら、座席の狭さに悩まされることもなく、ゆったり空の旅を楽しめます。

The ByWard Market neighborhood

バイワード・マーケット地区 写真提供:Ottawa Tourism

バイワード・マーケット地区

2世紀近くにわたり、農家やクラフトショップの店主が農産物から工芸品まで自慢の商品を持ち込んでいるバイワード・マーケット外部リンクタイトルe。かつては質素なマーケットでしたが、やがて食とショッピングとエンターテインメントの一大拠点に発展しました。マーケット内には260店以上がひしめき、さらにマーケットがある地区全体では500軒以上の店が集まっています。次の機会にブランチに寄ってみたくなる素敵な店や、ギフト選びのアイデアが詰まったユニークなブティック、多くのファンに囲まれて将来が楽しみな地元バンドなど、いつ訪れても新たな発見があります。バイワード・マーケット地区は、パーラメント・ヒルにも近く、昼夜を問わず、多彩なアクティビティで活気があふれています。 絶対に立ち寄りたいエリアです。

Canadian Museum of History

カナダ歴史博物館 写真提供:Ottawa Tourism

カナダ歴史博物館

カナダ歴史博物館外部リンクタイトルeは、厳密にはオタワ市外とはいえ、オタワ川を渡ってほんの数分のガティノーにあります。カナダでも屈指の歴史を誇る博物館で、開館は1856年。年間来館者数は120万人と、カナダ首位の人気を誇ります。それほどの人気を集める秘密はどこにあるのでしょうか。同博物館では、400万点に上る所蔵品の展示を通して、カナダを始め、世界の歴史を2万年前までたどることができます。グランドホールでは、窓の外にオタワ川やパーラメント・ヒルを見渡す素晴らしい空間で、カナダ太平洋岸に暮らす先住民の物語や文化、信仰について学べます。先住民が暮らした住居展示の隣には見事なトーテムポール。その先の先住民ホールでは、カナダ先住民のルーツを探る展示があります。こうした常設展時だけでなく、巡回展示のエリアもお忘れなく。また、ドキュメンタリー映画を上映しているCINÉ+シアターも立ち寄りたい施設です。

National Arts Centre

カナダ国立芸術センター

カナダ国立芸術センター

カナダ国立芸術センター外部リンクタイトルeは、カナダ最大級にして屈指の人気を誇る舞台芸術の拠点で、年間600もの公演が行われています。4つのホールがあり、人気の巡回公演や世界的なアーティスト、カナダでもトップクラスの有力パフォーマーが多数登場しています。いつ訪ねても、ダンス、演劇、音楽など、きっと興味ある公演が目に留まるはずです。バレエ巡回公演や劇場専属オーケストラ演奏会、世界的な本場イギリスの舞台公演などが目白押しです。

Chateau Laurier - Credit: Ottawa Tourism

シャトー・ローリエ 写真提供:Ottawa Tourism

ホーンテッド・ウォーク・オブ・オタワ

ふつうのウォーキングツアーとは一味も二味も違うホーンテッド・ウォーク・オブ・オタワ外部リンクタイトルe。いわば心霊スポットを歩いて巡るツアーです。さあ、ゆく手にはいったい何が潜んでいるのでしょうか。この全90分のウォーキングツアーには、コースがいくつかあり、オタワでも特に幽霊が出ると言われている心霊スポットを巡ります。主なスポットとしては、カナダで最後に公開絞首刑が行われた監獄を改装したホステルや、客室にある物が勝手に動いたとの報告が相次いでいる歴史的なホテルのフェアモント・シャトー・ローリエなどがあります。幽霊話や街に伝わる暗い過去のエピソード、さらには歴史のこぼれ話も交えて、楽しい夜を過ごします。ツアーガイドが持つランタンの明かりを頼りに歩くので、決して置き去りにされないように。