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ケベックの春を楽しむアクティビティ・ガイド

BIXI bikes Montreal

ケベックの春を楽しむアクティビティ・ガイド

無限の可能性を感じさせるケベックの春。かぐわしい花々の香りが漂い、足取りも軽やかになります。雪や氷は消え、みずみずしい緑豊かな景色へと変わり、アウトドアや街での活動もがらりと変わります。

 

今回はケベックの春を満喫するためのおすすめアクティビティをご紹介します。

 

春はメープルの季節

甘いメープルのシーズンの到来を告げるケベックの春。このときを待ちわびていたケベックの人々はうきうきとした気分に。セント・ローレンス川沿いのオルレアン島からポルトヌフやジャック・カルティエに至るエリアには、メープルシロップを作っている「シュガーシャック外部リンクタイトルe」と呼ばれる小屋がいくつも点在します。こうしたシュガーシャックが開催するイベントは要チェック。メープルシロップは、カエデの木に穴を開け、そこから流れ出る樹液をバケツに集めるのが伝統的な採取方法。シュガーシャックではこうした伝統の採取風景を見学できるほか、ケベックの春を祝う伝統料理や熱々のメープルシロップを雪の上で冷やし固めて作る「メープルタフィー」というキャンディも楽しめます。お腹がいっぱいになったら、そりに乗って森の中へ。この辺りの素敵な風景を堪能するには、うってつけのアトラクションです。

 

自転車でモントリオールの街めぐり

春の陽射しを浴びながら、自転車でモントリオールの街めぐりはいかが。モントリオールは2つの川に挟まれた島になっていて、島全体を横断する走りやすい自転車専用道が整備されています。また、市営のレンタルサイクル「BIXI外部リンクタイトルe」もあるため、自転車好きにとってはまさに楽園。モン・ロワイヤルの急な坂を登り切ったら、丘を駆け下りて市街地へ。もう1つの案としては、ジャン・ドラポー公園へ向かうルート。283万平方メートルを超える広大な公園は、サイクリングにぴったりです。体力に余裕があれば、F1レースの舞台として有名なジル・ヴィルヌーヴ・サーキット外部リンクタイトルeに足を延ばしてみては。自転車でコースをまわる体験ができます。

 

トレッキングの楽しみ

ケベックには豊富な自然があります。そんな美しい大自然にどっぷりと浸るなら、地域を絞って山のハイキング用トレイルにチャレンジしてみては。美しい景色で定評あるイースタン・タウンシップスにあるジャン・ポール・フォランド・エコロジーパークには、山の西側斜面に沿って約6.4キロのトレイルがあり、途中には滝や湿地もたくさんあります。春先のハイキングにはスノーシューズもお忘れなく。文字どおり冬のワンダーランドを散策できます。また、モントリオールからの日帰り旅行も可能なローレンシャン外部リンクタイトルe高原には、ハイキングが楽しめるリージョナルパークがたくさんあります。太陽の光が燦々と降り注ぐ草原や川、湖などの景色が楽しめる曲がりくねったトレイルは、初心者向けから上級者向けまで各種あります。ランチはこの辺りに多いフランス薫る素敵な村で。

 

まずは街の全体像の把握から

ケベックシティの人気のカルチャースポットめぐりなら、春先でも、まだ雪が残る時期でも、はたまた晩春でも確実に満喫できます。まずはキャピタル展望台外部リンクタイトルeからケベックシティ全体を眺め、進路を確認しておきましょう。歴史に彩られた城壁都市の石畳を散策し、街のあちらこちらにある不思議なトリックアートの壁画を見つけたらシャッターチャンス。どの壁画もケベックシティの歴史がテーマになっています。最後の目的地は、国定史跡で世界遺産にもなっている城塞、シタデル外部リンクタイトルe。ここで衛兵の交替式が見学できます。実は世界遺産とはいえ、第22王立連隊が現役で使用している要塞でもあります。築城の名手ヴォーバンの築城法の影響を強く受けた建築様式の星形要塞で、ケベックシティとセント・ローレンス川の素晴らしい眺めが楽しめることでも知られます。

 

モン・トランブランでスキーを楽しむ​

青空の下でなるべく長くスキーを楽しむなら、3月から4月初めのモン・トランブラン外部リンクタイトルeがおすすめです。また、ペデストリアンビレッジは気さくな人々ばかりで、陽射しが燦々と降り注ぐパティオもあり、アフタースキーも存分に楽しめます。また、春の到来を祝う雰囲気に満ちあふれ、子供向けのイースターエッグ探し、目抜き通りにあるホテル「プラス・サン・ベルナール」で開催される年配向けのパーティーなど、楽しみも盛りだくさんです。

 

先住民族を深く知る

ワンダット族を始めとする先住民族の暮らしや歴史を知るには、ケベックシティの中心部から20分のヒューロン・ワンダット博物館外部リンクタイトルeがおすすめです。テーマ別のワークショップや、楽しい解説で定評あるガイドツアーに参加したり、歴史的な資料や工芸品から活気に満ちた先住民族文化が見えてくる貴重なコレクションの数々をたっぷりと時間をかけて鑑賞したりと、過ごし方はさまざま。先住民住居を再現したエキオンキエスタ・ナショナル・ロングハウスでは、赤々と火が燃える炉を囲み、かつての先住民の物語や伝説を聞くことができます。先住民文化に触れるチャンスはまだあります。実は博物館の隣には先住民文化をテーマにしたオテルミュゼ・プルミエ・ナシオン外部リンクタイトルeがあり、先住民らしさをたっぷり味わえます。

 

ショッピングならモントリオール​

流行の発信地モントリオール。新しい洋服をそろえたり、自宅に飾るちょっと変わったアイテムを購入したりと、春は気分一新にうってつけの季節。モントリオール最古の通りとされる素敵な雰囲気のサン・ポール外部リンクタイトルe通りは散策にぴったりです。「アンティーク通り」としても知られ、伝統的な建物やギャラリー、ブティックが立ち並び、骨董品や年代物のコレクションがあふれています。カナダ最長の距離を誇る賑やかなメインストリート、サン・カトリーヌ通り外部リンクタイトルeもお勧めです。一日かけてじっくり散策できます。肌寒いようなら、モントリオール市内の地下に迷路のように広がる地下街へ。ショッピングモールやレストラン、ホテルを結ぶ世界最大の地下通路になっています。

 

春の味覚

春の味覚を見つけるなら、モントリオールのジャン・タロン・マーケット外部リンクタイトルeがおすすめ。フルーツや野菜、ベーグル、燻製肉から、アイスワインや紅茶、ペストリーに至るまで、ありとあらゆる地元産の食材・食品のお店がひしめき合っていて活気にあふれています。多文化都市らしくさまざまな人々が共生するモントリオールならではの多様性は、多彩な食文化にもはっきりと反映されています。そんなフードシーンを肌で感じるには、モントリオール・フード・ツアーズ外部リンクタイトルeが提供するツアーがおすすめ。モントリオールのさまざまな地域を散策しながら、中華街では本格的な中華料理に舌鼓、ケベック名物の絶品プーティン、手作りチョコレートと多様な味が楽しめます。