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The Story of CANADA アンドレ·ジョセフ·ラナー

The Story of CANADA
4

アンドレ·ジョセフ·ラナー

Andre Josef Renner

ロッジオーナー/ガイド

バリー·ブランチャード

The Story of CANADA

4

アンドレ·ジョセフ·ラナー

Andre Josef Renner

ロッジオーナー/ガイド

その鋭く聳える山容から、カナディアンロッキーのマッターホルンと称される名峰マウント·アシニボイン。ラナー氏はその山の麓にある唯一のロッジを経営し、世界中から訪ラれる旅人をカナダの原生自然へと案内してきた。

山岳史と共に歴史を刻む山小屋

この歴史あるロッジは設立時から州が管轄しており、ロッジの経営権は入札で決まる。ラナー氏が友人のデュシェン氏と共にロッジの経営権を勝ち取ったのは2011年のことだ。そして、彼らの前にロッジを営んでいたのはラナー氏の両親だった。アシニボイン·ロッジは1928年にカナダ大陸横断鉄道を運営する会社によって建設され、1982年まではノルウェーからの移民のストローム家によって運営されてきた。「私の父はスイスからの移民であり、当時はヘリスキーのガイドとして働いていました。そして、1983年にロッジの入札の機会があったとき、父と母は大好きなカナダの自然の中で自分たちのビジネスを始める機会に飛びつきました。私や私の姉妹を大自然の環境で育てることができる生活に夢を託したのです」

ロッジは標高3.618mの名峰マウント·アシニボインが眼前に聳える絶好のロケーションに建てられており、歴史ある建造物と周囲の環境の美しさから、他の多くの山小屋とは一線を画している。「氷河を抱いた山々と真っ青に染まる湖、可憐な高山植物と美しいカラマツの森など、ここには全ての人を満たしてくれる特別な自然美があります。小さい頃からこの素晴らしい世界で過ごす機会を与えてくれた両親には、心から感謝しています」

世界中から訪れる旅人とのふれあい

ロッジはマウント·アシニボイン州立公園の山深い場所にあり、たどり着くにはまる1日、もしくは2日をかけて歩くか、ヘリコプターを使うのが一般的な入山方法だ。しかし、これだけ人里から離れた場所にあるにも関わらず、毎年、夏から秋のハイキングシーズンには世界中から多くの旅行者が訪れる。

「ロッジビジネスのやりがいは、ハイキングや食事などを通じて世界中の人々と楽しい時間を一緒に過ごすことです。長年訪れてくれるリピーターの方も、ここを初めて訪れる方も、この歴史あるロッジと自然に感謝してくれる全ての人々を愛しています」

様々な人々とふれあい、共に喜びを分かち合うラナー氏の生き方は、何よりも人との繋がりを大切にする両親の姿から影響を受けたものだ。

「父と母は1980年代後半からアルパインツアーと関わりを持っており、多くの日本人の旅行者の方をもてなしてきました。私がまだ10代の頃、とても熱心で若い芹澤氏(現アルパインツアー社長)に出会ったことをよく覚えています。この時、私たちは初めて日本の文化や日本人の持つ自然への深い愛情を知ることになりました」

ラナー氏が日本的なおもてなしに精通しているのは、若い時から日本人の旅行者とふれあってきた経験のためだろう。「ここは本当に特別な場所です。ここを訪れた人々に新しい発見や気づきがあり、よりアウトドアライフが好きになってくれることに、とても喜びを感じています。これからも多くの人々に、この贅沢な世界を味わってもらいたいと願っています」

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