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KV

セント・ジョンズ

お菓子のようにカラフルな港町

The Rooms博物館
カラフルな家をモチーフにしたお土産

City Experience

カナダ最東端のカラフルな都市

ニューファンドランド島東部のアバロン半島に位置するセント・ジョンズは、ニューファンドランド&ラブラドール州の州都。15世紀末頃に、探検家ジョン・カボットがヨーロッパ人として初めて上陸した場所といわれており、北米で最も古い歴史をもつ街のひとつだ。カナダの歴史を語る上で、この都市の存在は欠かすことができない。英国植民地としての歴史が長く、今でも街には英国の影響が色濃く残っている。港沿いのダウンタウンには英国風パブやバーがひしめき、夜になるとパブの明かりと地元の人々の賑やかな声が、世界一霧の深い街としてギネス登録されているセント・ジョンズに、独特の明かりをもたらす。初めてやってきた旅行者でも思わずパブに足を踏み入れたくなる。  

この街を歩いていると、急な斜面に建ち並ぶ、お菓子のようにカラフルで印象的な横板張りの家々を目にする。この街が“ジェリービーンズ・タウン”と呼ばれる理由が分かるはずだ。路地の周辺に何気なくフォトスポットがあふれ、急な坂道を登っていることを忘れてしまう。

シグナル・ヒル国定史跡
スピア岬灯台国定史跡

ダウンタウンから車で約10分、小高い丘の上に位置するシグナル・ヒル国定史跡。  
この場所からセント・ジョンズの全景や大西洋を一望することができる。大きな豪華客船や貨物が入り江を出入りすることも少なくなく、他の港町では見られない風景が広がる。シグナル・ヒルは、英仏戦争の舞台であり、世界で初めて海外から送られてきた無線信号の受信に成功した場所としても有名。カナダの歴史において、重要な役割を果たしてきた場所だ。  

そして北米最東端にあるスピア岬灯台国定史跡を訪れると、ヨーロッパとのつながりをより深く感じられるはず。ニューファンドランドで最古の灯台は、切り立った崖の上から大西洋を見下ろしている。情緒たっぷりの風景の中、潮風を浴びながら遊歩道を歩いてみよう。ニューファンドランド&ラブラドール州で新しい発見と出会う期待感に胸が躍るにちがいない。