フランス文化が漂う北米唯一の城塞都市。その歴史は、1608年にフランスの探検家サミュエル・ド・シャンプランが毛皮交易のために砦を築いたことから始まります。メープル街道の起点として知られており、秋になると世界遺産の街並みが情緒豊かな風景になります。石畳の上を歩きながら、時の試練に耐えてきた名所・旧跡を巡りながら、ケベック人のモットー「Joie de vivre（生きる歓び）」を味わいましょう。

ケベック州南部に広がるのどかな丘陵地帯。英仏の文化が融合したリゾート地です。18世紀、アメリカ独立戦争の際に英国王室に忠誠を誓ったロイヤリストが移住した歴史があり、フランス文化と英国の文化が融合した、独特の雰囲気を醸し出しています。オーベルジュに滞在しながら、紅葉を散策し、神聖なサンブノワデュラック修道院を訪れたら、修道士手作りのチーズ、アップルサイダーを味わいましょう。

セント・ローレンス川の下流に位置するシャルルボワ地方は、自然豊かな田園風景が広がるエリア。美味しいものをこよなく愛する住民たちが、地産地消にこだわった食材を作り出しています。セントローレンス川に沿って走るシャルルボワ鉄道に乗れば、秋の風景を楽しみながら、優雅に列車の旅を楽しむことができます。

世界のメープルシロップ生産量のおよそ75％を生産しているケベック州の森の中にあるシュガーシャック（砂糖小屋）へ。伝統的な製法を学び、生産者との繋がりを感じましょう。さらにメープルシロップのほかにもケベック州には旬の味覚が満載。各地の果樹園、ブドウ園、養蜂場、アグリツーリズム農園を訪れることができます。